カワラタケ(Trametes versicolor)はタマチョレイタケ科のキノコで、白色腐朽菌である。
枯れ枝や倒木などに多数群がって生える。柄はなく、扇形の傘だけが枯れ木から伸び出す形を取る。その点ではサルノコシカケに似るが、はるかに小さく、薄い。色は黒色、褐色、濃青色、黄色などで、同心円の模様が出る事が多い。分布は世界中で、枯れ木があればごく普通に見られる。重なって生じる傘の間に、昆虫のキノコムシなどがよく住んでいる。
肉質は非常に硬く、調理しても食べられないので、採取されず見逃されている場合が多い。ただし地方によっては、煮出したものを飲用している場合がある。
産地 中国長白山
内容量 100g
長白山 自然カワラタケ(雲芝)